秋の竹生島
秋の竹生島を訪ねてみました。
色づいた木々もありますが、本格的な紅葉はまだのようです。
竹生島神社では、この日、新嘗祭が厳かに行われていました。
宝厳寺の重要文化財舟廊下は、屋根の腐朽がひどくなったため、屋根(檜皮葺)葺替修理が行われています。
修理の様子は見学用通路から見ることができます。
伝統的な工法の檜皮葺を間近に見るいい機会です。興味のある方は、一度ご覧になってはいかがでしょうか。
竹生島神社では龍神拝所の修理が進んでいます。
琵琶湖を望む断崖上の脚組と拝殿の屋根葺き替え工事のため全体が工事用シートですっぽりと覆われていて、かわらけ投げは、小さな窓のようなところからしかできません。
檜皮葺の屋根もだいぶ出来上がって、今年度内には工事を完成させたいとのことです。
工事現場の横には、『偉大なる、しゅららぼん』の映画ポスターが貼ってありました。
竹生島神社の生島厳雄宮司は、「この映画の影響で、島を訪れる観光客は増えるだろうが、これまでとは客層が変わるかもしれない。」とおっしゃっていました。
競技かるたをテーマにした人気漫画「ちはやふる」で、近江神宮はアニメファンの聖地になりました。
バンドを組む女子高生達が主役の漫画「けいおん」で、豊郷小学校も聖地になりました。
やがて竹生島もパワースポット・ファンの聖地となるのでしょうか。
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